Japan: 1. Hokkaido Region - 1. 日本: 北海道地方

Japan

The Contents

1. Hokkaido Region

a. Around Hokkaido During Student Days 1963
b. A Group Tour to Hokkaido in Winter, 2000.01.
c. Attending IBM Users' Conference in Late Fall, 2000.11.
d. Lakes in Donan and Uryu-Numa Wetlands in Summer, 2016

日本

目次

1. 北海道地方

a. 学生時代に夏の北海道一周 1963
b. 冬の北海道ツアー 2000.01
c. 晩秋の札幌IBMユーザー会へ出張 2000.11.
d. 夏に道南の湖と札幌の少し北の雨竜沼湿地へ 2016

1. Hokkaido Region

Trips to Hokkaido 1963, 2000 & 2016

I have been to Hokkaido four times.

1. 北海道地方

北海道を旅する 1963, 2000 & 2016

私は北海道へはこれまで4度行っている。

a. 学生時代に夏の北海道一周 1963

1度目は大学4年の夏休みに小中高校からの友人、鈴木忠男くんと長野隆くんと1年下の斉藤くんが加わった。国鉄が1か月有効の周遊券を出していたので、これを利用して、あらかじめ各地のユースホステルへ葉書で予約していったもの。東京を汽車で出て、当時まだ青函連絡船が就航していたので、青森からこれに乗って北海道へ渡り、函館から始まって、洞爺湖、札幌、そこから最北の稚内へ行き、船で利尻島、礼文島へも渡り、中央に戻って層雲峡、網走、阿寒湖、摩周湖などを回って、また青函連絡船で帰ったもの。九州六県旅行も参照のこと。

b. 冬の北海道ツアー 2000.01.

2度目は2001年2月3日(木)出発の阪急交通社のツアー「札幌プレ雪まつりと氷瀑・ダイヤモンドダスト・流氷紀行」に妻と参加したもので、要するに上記の学生時代の一周旅行から稚内・利尻島・礼文島を除いたもので、国内ツアーに乗るのは初めてなので行程を書くと、

  • 1日目:10:30羽田空港発、12:00新千歳空港着。沿岸バスからの専用バスで、11:30札幌市大通公園のテレビ塔付近(東西に長い長方形の公園で一番東側)で札幌プレ雪まつり(翌日から「さっぽろ雪まつり」)を見学15:05、16:20砂川16:40、層雲峡温泉で氷瀑まつり17:30、層雲峡マウントビューホテル宿泊。(層雲峡・黒岳ロープウェイとリフトを乗り継いで黒岳(1984m)の7合目まで行けるが、冬なのでダメ。)
  • 2日目:ホテル出発7:00、7:20銀河・流星の滝@大函・小函、10:20北キツネ村10:40、網走湖、11:00オホーツク海でオーロラ号の流氷クルーズ12:00、12:15海鮮市場13:25、13:30涛沸湖14:00、15:15摩周湖15:45、16:15硫黄山16:25、川湯温泉。(ダイヤモンドダストin川湯を楽しめるはずだったが、なし。)川湯国際ホテル宿泊。
  • 3日目:ホテル出発8:00、10:15阿寒湖10:45、12:35足寄の清水ドライブインで昼食13:30、14:20日高ウェスタンファーム14:40、日高山脈の日勝峠(1,022m)越え、雪になって、19:10新千歳空港発、20:40羽田空港着。
つまり、真冬に東京〜札幌まで飛行機で行き、「さっぽろ雪まつり」の前日にしばし雪まつりを楽しんだ気分になって、網走で流氷を見て、夏には見慣れた摩周湖と阿寒湖を積雪の中で見て、日高山脈越えで札幌に戻るというツアーで、これもいい趣味だった。 (2015.10.13.記録)

c. 晩秋の札幌IBMユーザー会へ出張 2000.11.

3度目は2000年の11月に、iSUC会議で「Windowsとインターネット時代の多言語処理」の講演で札幌へ出張したもので、すぐ西の小樽も電車で行って見てきた。

d. 夏に道南の湖と札幌の少し北の雨竜沼湿地へ 2016

4度目は2016年6月の末に、妻とおもに道南の湖と札幌から少し北の雨竜沼湿原を旅した。

A.北海道(道南)旅行:支笏湖と洞爺湖・ニセコで山登りは途中で断念

北海道へ行くのは学生時代に友人2人とひと月全島を回って以来、何回目だろうか、先週はおもに道南へ妻と四泊五日の旅行をしてきた。前週が大雨で寒かったので心配したが、この週は毎日快晴で暖かかった。まず、月曜日の朝4時起きで藤沢から羽田飛行場へへ行き、8:15発で、B777-300(座席配置2-4-2で500人乗り)だった。 天候は晴れで福島から仙台の海岸はよく見えて、9:30に新千歳空港に到着。レンタカーの場所が空港から美々というところで離れていて、でもMazda Demio 1300を借りて、まずは支笏湖へ。自然の大きな美しい湖だが面白味がなくて、でも野鳥の森・休暇村で千歳ハンバーガーの昼食。すぐ洞爺湖方面へ向かい、直通の道路が工事で不通になって手こずったが何とか湖畔のペンション「大野」へ到着。湖に中島がこんもりと浮かび、湖の向こうにきれいな羊蹄山が見える。昭和新山に駐車して、15:50になって向かいの有珠山へケーブルカーで登り、頂上を半周しようとしたが、結構大変そうなのと遅くなったので途中で辞めて、戦時中の1943年に昭和新山ができた時に三松正夫郵便局長が火山の生成を克明に記録した歴史を学んで、ホテルへ。部屋からもレストランからも目の前が湖でなかなかいい。 (2016.06.27.)

 火曜日朝食前に湖畔の散歩に出ると、埼玉県から新潟へ出てフェリーで苫小牧へ来て(新潟港:10:00、苫小牧港:翌日04:00)、道の駅で自分の車に泊まって全島を回っている人に会い、こうして各地の道の駅を回っている人は結構いるようだ。朝食後、2008年の洞爺湖サミットで使われたウィンザー・ホテルへ寄って、なるほどここは山の上で、洞爺湖も羊蹄山も噴火湾(太平洋)も望むいいところだ。次にニセコの宿「吟渓」に着いて荷物を置いて、ニセコ・パノラマラインを通って共和町の神仙沼レストハウスに駐車して、神仙沼と長沼へ木道をハイキングして、長沼の裏の道に沿って歩きチセヌプリ(海抜1,134m)へ登ろうとしたが、この道が悪路のため途中で断念。こんなことなら同じく『北海道の山』(山と渓谷社、2010年)に出ていたニセコのイワオヌプリ(1,116m)へ登った方がよかったと嘆くことしきり。羊蹄山の登山口にある半月湖自然公園で遊んで、宿の近くの「いろは」温泉に入ってから宿に帰った。吟醸酒と渓流釣りが好きな宿の主人で、妻は彼と日本酒談義をしながら、だいぶ飲んだけど、値段はそう高くなかった。 (2016.06.28.)

B.積丹半島と余市・滝川から雨竜沼湿原

水曜日は積丹(しゃこたん)半島を回って余市から札幌のすぐ北の滝川へ行くつもりで、全日と同じくまたパノラマラインを通って岩内町で日本海海岸へ出て、泊村の原発展示館、鰊(ニシン)御殿へ寄って、神威(かむい)岬あたりで海鮮丼を食べて(生うに丼は4千円で高すぎた)、積丹岬の「島武意(しまむい」海岸」へも寄って、夏のこの時期の穏やかな海で見れる青色「シャコタン・ブルー」を満喫。次に余市のニッカ・ウィスキー工場を見たところで、帰りの飛行機のEチケットなどが入った書類を昨夜の宿に忘れてきたらしいことに気づき、携帯電話で連絡して、レンタカーのカーナビに任せてまた羊蹄山の麓を通ってニセコへ帰り、宿で書類を受けて、今度は小樽へ出た。そこからは札樽自動車道路で札幌へ行き、道央自動車道路(旭川方面)へ入り滝川I/Cで出て、ホテル「スエヒロ」に宿泊。夕食は遅くなって食欲がなくて、近くの「びっくりドンキー」で私はハンバーグ・ライス。大きな町だが夜空が美しく見えて、北海道は大分北なので北斗七星がずっと上方へ来ていたのが印象的。 (2016.06.29.)

  木曜日はこの旅行のハイライトである北海道最大の「雨竜沼湿原」へ。ホテル近くのコンビニでオニギリを入手、いざ南暑寒(しょかん)山荘へドライブ。そこに駐車してからペンケペタン川に沿って2時間も歩き(途中に水量豊富な「白龍の滝」があったので救われた)、湿原入り口近くでは南暑寒山(1,296m)とその前山の群馬岳(971m)に残雪があるのがきれいに見える。この山岳地帯の西側は日本海に面していて、冬は雪が深い。湿原案内の看板からテラスを経て、反時計回りで歩いて、数々の池塘とワタスゲ、チングルマ、キスゲなどの花を見ながら(水芭蕉の花は過ぎていて、アヤメはまだ)約1時間歩いて、さらに展望台へ。オニギリ昼食後、湿原をさらに反時計回りに歩き(帰りはクマザサが繁茂してきていた)、テラスと案内板へ戻り、湿原を出た。また2時間小川に沿って歩いて、山荘の駐車場へ戻り、車で滝川を出て富良野へ向かった。カーナビが国道38号線の芦別駅付近の旧道を案内したので、1時間で済むところを2時間かかってしまい、富良野の町を見下ろすペンション「あしたや」へ着くはずが、そこは番地がないところでカーナビがそのあたりで終わってしまい、電話して聞いて、やっと到着。

夕方7時からの夕食が中国広東省からの小さな子供と来ている家族と一緒のテーブルになり、白酒(高粱酒)がないか聞くので、ないからと日本酒をおごってやり、奥さんからは映画『情書』を見て北海道へあこがれたと聞いたり(私は中国映画映画『非誠勿擾』を見てみなさん来るのかと思っていたら、岩井俊二監督・中山美穂主演の小樽を舞台にした『Love Letter』のことだった)、いろいろ会話をしながら楽しんだ。現在北海道は台湾や中国大陸、タイからの観光客が多いと聞き、主人は英語で対応していたが、日本人のお客は中国人客の子供がうるさいのでおおむね同宿は大嫌いで、中国人客とこうして中国語でなごやかに対応するのは始めて経験すると感謝された。 (2016.06.30.)

C.富良野と美瑛

金曜日はフジテレビの番組「北の国から」で有名になった富良野よりも美瑛(びえい)が綺麗だというので、富良野の町営ラベンダー園やファーム富田は寄らずに美瑛駅へ向かい、そこの国道237号線の向かいにある「パッチワークの路」へ行き、「びえいの丘」の展望台から周りの畑の風景、遠く旭岳(2,291m、大雪山の前山)、十勝岳(2,077m)、夕張岳(1,668m)などを眺める。そこからいろいろな畑を見に行って、今は特に麦畑の麦の穂と芋畑の白い花が最盛期なのを見る。美瑛から富良野へ戻り、そこで岡田屋でラーメンをすすって、新千歳空港は遠いというのですぐ出発。占冠(しむかっぷ)I/Cで道東自動車道路へ入り(片側それぞれ1車線)、東千歳I/Cで出て、新千歳空港へは4時間前に着いてしまった。空港で妻が温泉に入りにいったあと、私は今朝アクセスできなかったインターネットを使って過ごした。帰りの便は17時発で、B777-200(座席配置2-4-2で400人乗り)で、空は曇り空だった。大船駅へのバスで帰り、モノレールを経て夜9時に帰宅。

 レンタカーは約2万円で(少し段差がある所でバンパーの下をこすってしまったが、毎日6百円の自車保険も付けていたので修理代とレンタル休止代金約2万円を払わなくて済んだ)、ガソリン代は5千円くらい。1040kmすべてを運転してくれた妻に感謝(マニュアル・シフト車しかないヨーロッパは私が運転する。)道南の道路はよくできていて、通常街灯がある位置に雪かき車用の下矢印のガイドがあり、道路はほぼ直線で信号もほとんどなくて、便利だった。有名な国道は信号が結構あるが、裏道があり、カーナビは大体そこを案内する場合が多かった気がする。(2016.07.01.)

参考: デカさだけじゃない!北海道がどう考えても「異世界」だとわかる画像13選Local

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Prepared by Yoshi MIKAMI on November 28, 2004. Last update: Sept. 24, 2020.