今 週 の 日 課 表

1999年12月26日 〜 2000年1月2日

ひとりで、家族またはグループでお祈りする場合、下記聖書箇所・使徒信経・主の祈りに次いで種々の祈りを

適当にお用いください。なお時間の余裕のあるときは、代祷(祈祷書105〜137参照)をなさる事をお勧めします。

       表中の頁数は新共同訳1989年版以降による。

日/

 

朝 の 日  課

夕 の 日 課

教会暦日名

詩篇

第一日課

第二日課

詩篇

第一日課

第二日課

26

降誕後

第1主日

 

93

96

サムエル上

 1

旧P428

ルカ

 2:22〜40

新P103

34

イザヤ

62: 6〜7,

10〜12 旧P1163

コロサイ

 1: 9〜20

新P368

27

※1最初の

殉教者

聖ステパノ日

28

30

歴代下

24:17〜22

旧P701

使徒

 6: 1〜7

新P223

118

知恵

 4: 7〜15

続P162

使徒

 7:59〜8:8

新P227

28

※2福音記者

使徒

聖ヨハネ日

97

98

箴言

 8:22〜31

旧P1001

ヨハネ

13:20〜35

新P195

145

イザヤ

44: 1〜8

旧P1132

Tヨハネ

 5: 1〜12

新P446

29

※3聖なる

幼子の日

2

26

イザヤ

49:13〜23

旧P1143

マタイ

18: 1〜14

新P34

19

126

イザヤ

54: 1〜13

旧P1150

マルコ

10:13〜16

    新P81

30

 

20

21:1〜7

(8〜13)

列王記上

17:17〜24

旧P562

ヨハネ

4:46〜54

新P171

23

27

25: 1〜9

旧P1097

Vヨハネ

新P449

31

 

46

48

3:5〜14

旧P 531

5: 1 〜15

新P171

(ヤコブ4:13 17,

5:7〜11新P426)

90

65:15b 〜25

旧P1167

黙示

21: 1〜6

新P477

1

※4主イエス

命名日

103

イザヤ

62:1〜5,

10〜12 旧P1163

マタイ

 1:18〜25

新P1

148

創世記

17: 1〜12,

15〜16 旧P21

黙示

19:11〜16

新P475

2

降誕後

第2主日

66

67

知恵

 7: 3〜14

続P166

ヨハネ

 6:41〜47

新P176

145

シラ

 3: 3〜9,

14〜17 続P193

コロサイ

 3:12〜17

新P371

1 最初の殉教者ステパノの日

  公会最初の輔祭で、最初の殉教者。ステパノは ギリシャ語で「冠」と言う意味がある。この聖人については使徒言行録6、7章以外に資料がない。聖パウロの改心は聖ステパノの説教と殉教に負うところが多いい。実際に 聖ステパノの信仰と精神とは聖パウロのいちに生き、発展したとも言える。この聖人の祝日は最も古い 公会の祝日の一つである。降誕日の翌日にこの聖人を記念するのは、血をもってキリストをあかししたからである。女性名はステパナ


2 福音記者使徒聖ヨハネ

  ヨハネ伝福音書はこの使徒が書いたと言われ、近年その説を支持する学者もふえてきた。最後の晩餐の時彼は主の胸により、十字架上の主から聖母を託され、エルサレムの自宅に伴っていった。伝説によれば彼は聖母の死後エルサレムを去り、エペソで伝道した。ドミシアヌス帝の迫害のときローマに護送され、ラテン門の前で煮え立つ油釜に入れられたが害を受けず、パトモス島に流された。のちにエペソに帰って紀元101年頃まで生きていたという。晩年説教のとき「若者よ互いに、相愛せよと」繰り返し教えたと伝えられる。降誕後二日目にこの使徒を記念するのは、彼が清い生涯を持って主をあかししたからであると。ヨハネは「神の賜物」の意。女性名はヨハンナ、ジェーン、ジーン等である。


3 聖なる幼児の日

  公会はこの日、ベツレヘムでヘロデのために殺された幼子たちを記念する。(マタイ2:16参照)降誕後三日 後にこの日を守るのは、死をもって主をあかししたからであると。昔からこの日には慎みの色。紫の祭服を用い(主日に当たるときは赤)大栄光の頌も賛美 の頌も用いない習慣がある(主日に当たるときは用いる)

※4 主イエス命名の日

  この日は昔、クリスマスの八日祭として守られてた。第七世紀の頃ゴール(いまのフランス)の教会が初めて受割礼日という名を用いた。この日は、主が旧約の律法に従って割礼を受けられたという事よりも、主が「もろもろの名にまさる名」すなわちイエスという名を付けられ、「天にある物、地にあるもの、地の下にある物、ことごとくイエスの名によりてひざをかがめ」(ピリピ2:9,10)「われらのたよりて救われるべき」(使徒言行録4:12)御名のつけられたことの意義が深い。各国聖公会では8月7日を「主イエスの聖名」の祝日としているが、英国で中世紀に8月6日にこの日を守り、後に7日になったという以外、その理由を確かめることができない。1月1日に主イエスの命名の日を守ることが歴史的に見て適当であり、聖公会外のある教会でもそうしている。


(公会の祝祭日 聖ヨハネ修士会より)